
2015年02月16日
春の嵐・・。
去った「第129回名護ブロック春季大会(第114回名護市長杯)」を振り返る・・。

《・・「春の嵐」当日の朝。そのあと誰が想像したのであろうか~? 》
今大会は宮里ブレーブスさんの優勝で閉幕・・。
惜しくも準優勝となった名護すいらんマーリンズさんですが、
決勝戦は、まさに死闘という言葉がピッタリ。特別延長戦9回までもつれ込んだ。
お互い再三のピンチをしのぎ切り、見る者全ての視線を釘付けにした。
両軍とも来たる第121回春の県大会(マクドナルド杯)での健闘を祈りたい・・。
さて、我らサンガーズA代表ですが、2回戦で名護すいらんマーリンズさんと対戦。
思いも寄らない12対5という5回コールド負けの惨敗を喫してしまったのである。
チビ軍団の1試合目(対羽地ファイターズB戦)を久志球場で終えた直後、
A代表チームの応援をすべく、急いで会場の名護少年野球場へと駆け込んだ・・。
イニングは2回裏・・。1死で1、2塁と先取点のピンチを迎えている。
どうにか踏ん張ってほしいとの願いのそんな中、悪夢のような場面を目にする。
四球のあと、内外野の守備陣の乱れ・・。いや、乱れなんてもんじゃない。
壊滅とか崩壊・・と言った方が適切かもしれない。
外野陣のボールの後逸、内野陣の悪送球、トンネル、挟殺プレーでの連携ミス、
ピッチャーの四球にワイルドピッチ・・など、エラーとして扱われる全ての内容を露呈した。
1イニングに、エラーの数は2桁相当を記録したかもしれない・・。
・・まさに「春の嵐」である。
「・・・。」 目の前で繰り広げられる光景に、応援団は声さえなくし見守るだけ。
ベンチで陣取る稀代の話術師SAKU監督やKAORUコーチの必死の指示も、
グラウンドにいる子供たちには、その言葉もまるで届いていないかのような錯覚さえする。
グラウンドもベンチも応援団・・、そして本部席で密かに応援していた自分。
すべてが茫然自失・・となる。
すいらんの攻撃が止まらないというよりかは、自分たちが止めきれない。
子供たち誰一人とも「春の嵐」の渦に巻き込まれ、完全に己(おのれ)を見失っている。
気がつくと、大量7点奪取の猛攻を受けてしまった。
一気に試合の流れは劣勢へと傾いた。
しかし、我らもそのままでは黙っていない。
迎えた3回表には四球と連打で1死満塁のチャンスを作ると、
5番龍亜が三遊間を破るタイムリーヒット~♪ レフトが後逸する間に3者がホームに返る。
さあ~反撃の狼煙が上がった・・。ベンチ、応援団は一気呵成のムードとなった。
「まだまだ諦めるな~!」口々に叫ぶ。
・・しかし、この日の「春の嵐」は吹き続けた・・。
点を取ると、点を取られてしまうパターン。なかなか調子に乗れない状況である。
そして、5回表の攻撃で2点を取り返し、8対5と詰め寄ったその裏の5回の守り。
先頭を四球で出塁を許す。・・1つほころびが出ると、そのほころびがさらに傷口を拡大させる。
四球とエラーで塁が埋められると、タイムリーヒットにエンドランなどの猛攻を再び浴びる。
この回、さらに4点を献上し、12対5のサヨナラコールド負けとの結果・・。
厳しい現実を突きつけられることとなりました。
何が狂ってしまったのだろうか・・。
先取点を取れるチャンスに取れなかった?
1つのミス(エラー等)の連鎖を断ち切る者がいなかった?
・・いや、それとも大会前の好調さが、逆に油断につながったのか?
いろんな要因はあると思うが、これほどまでの悪い内容は遭遇したことがない。
まさに驚天動地とはこのことであり、他に表現のしようがない・・。
・・すべてが仕切直し・・。 そんな悔しい思いの中、我々に今できることは、
この現実から目をそらすことなく、踏ん張る強い気持ちを持つことが必要ではないだろうか。
今大会、我々に吹き荒れた「春の嵐」は、
次へは、自分らが「台風の目」となって席巻(せっけん)すると強く誓いたい・・。
・・すでに、そんな強い思いが渦巻いているのである・・。
Posted by UMUサン at 22:22│Comments(0)
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