てぃーだブログ › サンガーズ奮闘記 › 我らの力の「バロメーター」。

2018年04月25日

我らの力の「バロメーター」。

さて、「第7回北部学童ジュニア大会(第7回琉球セメント旗)」が間近に迫る。

我らにとって日々練習を行う上で、やはり課題となるは「守備力」である・・。
イージーゴロが捕球できない、捕球した後の送球がいただけない、
次のプレーにつながらない、カバーリングができていない・・など、
守備だけでも課題は山積・・。セットプレーやバントシフトなどは見えぬ先。
目の前のプレーを堅実に行うことが優先されるべきことなのだ・・。

練習後のミーティング・・。
「確実にアウトにできるのは、そうしていかないと。」 深いため息とともに言葉が出る。
たしかに、子供らは一生懸命にやっていることだとは思うが、いかんせんミスが多発。
これではピッチャーが持たないし、チームの士気も下がってしまうこと間違いなし。
チームの勝利どころか、ゲームそのものが崩壊する恐れがあるのではないか。

「日頃から『バッティング練習は~?』 なんて言うが、それどころじゃない。
このままだと10点取っても11点取られてしまうぞ・・。」 そんな状況を想像する。
うまくいかない守備に、子供たちも大方そのような状況を想像するのに難くない。

しょぼくれている(?)子供たちに向かって、
「例えばだ、守備を頑張って相手に1点もやらないってことは
自分たちが点を取ることができなくても 負けることはないってことになる。
いや、無失点でなくとも、最少得点で乗り切ることができれば、それだけ
攻撃に対する負担も少なくて済む・・。勝つチャンスが広がる・・ってことだ。」

「それと、打撃は相手投手に左右されるが、守備は自分たちの思い通りにできる
ようになるのではないか・・。つまり、本当の自分たちの努力が試されるものだ。」


我らの力の「バロメーター」。


振り返れば、去年のチームは「打力」のチームの印象が強いが、
実は、投手力を中心とした着実な守りの徹底とした裏付けがある。
高学年となって打力に磨きをかけたが、低学年時は徹底的に守りを鍛えた。

当然ながら、守りを主眼にしたチームづくりを手掛けてきたのである。
それがまさしく「攻撃的」へと転化したきっかけとなったのではないか。


相手投手が優れ、打線が沈黙しても悔やみは少ない・・。
むしろ、相手投手の素晴らしさを称賛することになる。
しかし、守りのミスは自分自身の努力に帰結するものであって、
ゲームにおいて、守りのミスの悔やみは多大であり、
そのことは、ひいては日々の練習の在り方に直結するもの。

守りのミスが多ければ多いほど、練習に対する姿勢が問われることになる。
それほど、「守り」というのは重要なポジションとなるのは言うまでもなく、
そんな「守り」は、攻撃的な守備力となるだけじゃなく、攻撃力にも波及し、
チーム全体の力へと発展するのではないか・・。そう思えてならないのである。


「守りは、自分たちの力のバロメーター・・。しっかりと守れるチームを見て、
その奥に見え隠れすることは、努力の度合いであり、信念である。
我々も「守り」を通じて、努力したという証を見せようではないか・・。」

まあ~守りへの努力のみが、すべて練習の努力の対価ではないが、
何かひとつを成し遂げることで、自分らの頑張りを示していきたいものである。

迎える第7回琉球セメント旗・・。
勝利を目指すことは言うまでもなくだが、それ以上に大切なことがある。


まずは、我らの力のバロメーターを推し量るきっかけとなるはずだ・・。





Posted by UMUサン at 22:55│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。