てぃーだブログ › サンガーズ奮闘記

2024年03月28日

危機への回避・・。


とあるチームの状況を目の当たりにして心配が尽きない・・。

例えば指導する側の風景と指導される側の風景は同じ風景なのか?
そうであれば双方の歩みは一致し、足並み揃えて前に進むことができるが、
見える風景が違えば、足並みが揃うどころか別々の方向へ進んでしまう。
あ、いや、それだけではない、方向が後ろ向きだとお互い引っ張り合い、
逆に後ろへ後退する羽目になる・・。

指導される側は指導する側の意図を十分に汲み取っているのか?
ちゃんと自分らの思いを伝えているのか?無言の抵抗はしていないか?
反発するのみが抵抗だと思ってはいないか・・?
また取り巻く人々も正しい状況を把握しているのか?
誤った情報に惑わされていないか?ちゃんとその目で確かめたのか?

当然ながら進むべき方向が一致しなければ一致するよう努力すべきだが、
それさえままならないとなると最早、指導する側とされる側の間には
信頼関係は失われ、修復する兆しも見えない暗澹たる状況を醸し出す・・。

そんな様子を周りの人々は固唾を飲みながら見守るだけとなる。
中には一方だけの思いに寄り添い、もうその一方を批判することに終始。
批判されればさらなる批判を巻き起こし、大きな渦となっていく。
片や批判を受けた一方は反撃に転じ、いっそう悪化の一途をたどる。

もうそうなれば、お互いに寄り添うことは困難となるのである。





そんな状況を打開するために今もっとも必要なことは何か?
進む方向をなるべく近づけるために妥協案を探るか、あるいは一方が
半ば諦め、不本意のまま突き進むのか?それとも修復を断念し、
そのまま背中を向け合って顔を背け続けることを選ぶのか?

事態は大きな岐路に差し掛かっていると言っても過言ではない。

そんな大ピンチを前に何かできることはないかと思案する。
あの手この手、そしてこれまでの経験したことを思い起こし、
どうにか手立てを講じたい・・と強い思いに駆られているのだ。
ただ言えることはこのまま何もせず見過ごせば、確実に最悪を招く。
そんな気がしてならないのである・・。

指導する側、される側、そしてそれを取り巻いている側などなど、
真摯にひざを突き合わせ、顔や視線を合わせていない気がする中、
まずは、そのことが今の状況を打破する一歩になるはずだ。

そして再び向き合えるようになれることを切に願ってやまない・・。

少し奥歯に物が挟まったような表現しかできず、誠に申し訳ない。
それであっても語らずにはいられなかった心情を察していただきたい。


とあるチームの危機に直面し、マジに行く末を案じている・・。




  


Posted by UMUサン at 21:55Comments(0)

2024年03月27日

やんばるナンバーワン決定戦2024 対戦相手決まる・・。


さて・・。本日午後6時30分より辺野古区公民館大ホールにて
「第29回北部地区少年野球選手権大会(第11回JAおきなわSS杯争奪)」の
監督・抽選会を開催・・。北部支部管内3ブロックより39チームが集結・・。

今シーズン最初の北部支部大会の公式戦となるため、各チームは
緊張の面持ちながらも早くも気合いがヒシヒシと使わってくる。
抽選会に臨む監督や主将がユニホームを着用し、一層気が引き締まる。
熱気ムンムンの抽選会場はさらなる盛り上がりを見せているのだ。

さあ~いよいよ「やんばるナンバーワン決定戦2024」の開幕である・・。















それでは大注目の抽選結果をお知らせします。

【令和6年4月6日(土)】 大会初日

《B会場:許田球場》 第1試合開始予定:開会式終了後

(一回戦)
第1試合 大北オーシャン(名護) VS 前兼久タイガース(北部南)
第2試合 今帰仁チーム絆(北部北) VS 東江少年野球(名護)

(二回戦)
第3試合 許田少年野球(名護) VS 屋嘉アトラス(北部南)
第4試合 第1試合目の勝者 VS 第2試合目の勝者


《D会場:辺野古区多目的広場》 第1試合開始予定:開会式終了後

(二回戦)
第1試合 金武少年イーグルス(北部南) VS 大宜味結GUTS(北部北)
第2試合 金武雄飛(北部南) VS 今帰仁ジュニア(北部北)
第3試合 稲田少年野球(名護) VS 金武ヴィクトリーキッズ(北部南)
第4試合 辺野古タイガース(名護) VS ミラクルキッズ少年野球団(北部北)


《C会場:数久田球場》 第1試合開始予定:開会式終了後

(二回戦)
第1試合 宜野座ファイターズ(北部南) VS 宇茂佐サンガーズ(名護)
第2試合 松田タイガースクラブ(北部南) VS 伊江UMAC(北部北)
第3試合 名護団地少年野球(名護) VS 漢那イーグルス(北部南)
第4試合 数久田少年野球(名護) VS 瀬底ウォーリアーズ(北部北)


《A会場:名護少年野球場》 第1試合開始予定:開会式終了後

(一回戦)
第1試合 羽地ファイターズ(名護) VS 国頭ファイターズ(北部北)
第2試合 ティダキッズファイターズ(北部南) VS 北山キング(北部北)
第3試合 名座喜少年野球(名護) VS 山田ジュニアクラブ(北部南)
第4試合 第1試合目の勝者 VS 第2試合目の勝者


《E会場:本部小学校グラウンド》 第1試合開始予定:開会式終了後

(一回戦)
第1試合 本部少年野球クラブ(北部北) VS 惣慶ヤンキース(北部南)
第2試合 伊芸ドラゴンズ(北部南) VS 宮里ブレーブス(名護)

(二回戦)
第3試合 天底ブラックス(北部北) VS 名護すいらんマーリンズ(名護)
第4試合 第1試合目の勝者 VS 第2試合目の勝者


《E会場:上本部学園グラウンド》 第1試合開始予定:開会式終了後

(一回戦)
第1試合 上本部ドジャース(北部北) VS 久志ガッツ(名護)

(二回戦)
第2試合 瀬良垣クラブ(北部北) VS 真喜屋ファイターズ(名護)
第3試合 第1試合目の勝者 VS 伊江NYC(北部北)


いよいよ対戦相手が決まり、各チームとも戦闘モードに突入・・。
今シーズン最初の北部支部大会の開幕に熱くも激しい戦いが予想される。
「我こそはやんばるナンバーワン・・。」との思惑が渦巻いているのだ。

どこのチームにやんばるナンバーワンの栄冠を勝ち取るのか?


全チーム、全選手の素晴らしいパフォーマンスを願っている。




  


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2024年03月25日

「強弱」の極意・・。


ま、時折ではあるが、「強弱」について強く思うことがある・・。

大事な大会に限らず、普段から子供らを叱ったり、または褒めたりすることは
日常茶飯事のこと・・。練習後のミーティングでは厳しく伝え、野球以外の話では
意外にも何気ない緩い話題が中心になることもしばしばある・・。

当たり前ではあるが四六時中、野球のことだけ考えられないし、
しかも子供である彼らにとっては困難なこと・・。遊びたい年頃であり、
勉強や家のこともしなくちゃいけないだろうし、野球以外にやること、
そしてやりたいことが山ほどあるのだ・・。

そんな中、野球をやっている時にあっても「強弱」は必要なこと・・。
厳しいだけでは子供たちも大変だろうし、自分ら(指導者や親など)にとっても
それを求め続けるのも至難の技・・。子供らにとって大好きな野球ではあるが、
気の乗らない時だってあるし、時には緩みたい日だってある・・。

目指す目標に向かって走るが、すべて「全力疾走」ではいつかバテテしまう。
これは我々(指導者や親など)も同じことが言えるのではないか・・。


例えば、自分たちの望む、あるいは希望する姿が見られなかった場合、
子供らに強要するのが「強」ならば、できるまで「強」を継続することになる。
それが続けば続くほど、耐えられないものと感じるだろうし、嫌気も出現する。
そうなれば、ますます望むことや希望する姿が遠のいてしまうといったような
逆効果を生む結果となってしまうかもしれない。

「気が緩んでいる。」とか「「気乗りしない。」 そんな時はあえて自然に任せる・・。
そんなことがあってもいいんじゃないかって思うこともあるのだ。

楽観的で言えば、いつまでも緩んだり、気乗りしないってこともないはずだし、
それをいつまでも放置させておくこともないだろうし、それはしっかりと見定めて、
タイミングを図りながら、押したり引いたりすることが極意ではないか。

また、子供らの姿に対し、我々自身が「強」だけの気持ちを抱き続けるのも
大変なこと・・。そんな緩い姿を目の当たりにし、怒り沸点になってしまっては、
自分自身(指導者や親など)の身体にも良くないばかりか、自分自身嫌気を感じ、
継続的かつ適切な指導ができなくなるかもしれないと危惧するのである・・。


「まあ~言うこと聞かなくても仕方がない・・。子供なんだから・・。」
あるいは「まだ小学生・・。もう少し成長すれば自覚も出てくるだろうしね。」
こんな心持ちになれば、張り詰めた気持ちもすこし緩くなるような・・。

たぶん、そんなことではないでしょうかね?





心の持ち方ひとつで、多少気が滅入ることがあっても受け入れられるような
心の中に「スペース」を生み出して、そこに案外スコッと無事に収まってくれる。
すれば子供らの今の姿だけにとらわれず、これから先の姿まで見通せるかも・・。

そう思えば、心も気持ちも軽くなり、周りの風景もしっかりと見える。
そんな「強弱」の極意が、実は最も大切なことではないだろうか・・。

「ふう~。」 帰り支度をしながら周囲を見渡す。


「お・・。」 何となく視界が開けてきたような・・。



  


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2024年03月24日

令和6年度 北部支部中学校区対抗戦 最終日の結果・・。

さて・・。本日は「令和6年度北部支部中学校区対抗戦」の最終日。

そんな最終日も素晴らしい天候に恵まれて絶好の野球日和の一日・・。
グラウンドで躍動する子供らに一喜一憂する応援団の姿が思い浮かぶ。

どの会場も熱気溢れる風景は想像に難くないのであった。





それでは大注目の大会最終日の結果を報告したい・・。

【令和6年3月24日(日)】 大会最終日:決勝トーナメント

《第1位グループ会場:東江中学校グラウンド》 第1試合開始:午前9時

(準決勝)
第1試合 金武中校区 5-4 久志・久辺中校区
第2試合 東江中校区 3-2 今帰仁中校区

(第1位グループ優勝決定戦)
第3試合 金武中校区 2-7 東江中校区

(第1位グループ順位決定戦)
第4試合 久志・久辺中校区 6-1 今帰仁中校区

(第1位グループ順位)
優 勝 東江中学校区
準優勝 金武中学校区
第3位 久志・久辺中学校区
第4位 今帰仁中学校区


《第2位グループ会場:瀬良垣グラウンド》 第1試合開始:午前9時

(第2位グループ準決勝)
第1試合 うんな中校区 0-9 宜野座中校区
第2試合 国頭・大宜味中校区 4-5 羽地中校区

(第2位グループ優勝決定戦)
第3試合 宜野座中校区 7-4 羽地中校区

(第2位グループ順位決定戦)
第4試合 うんな中校区 2-5 国頭・大宜味中校区

(第2位グループ順位)
優 勝 宜野座中学校区
準優勝 羽地中学校区
第3位 国頭・大宜味中学校区
第4位 うんな中学校区


《第3位グループ会場:大宮小学校グラウンド》 第1試合開始:午前9時

(第3位グループ準決勝)
第1試合 名護中校区 8-6 瀬底・本部・上本部中校区
第2試合 伊江中校区 4-8 大宮中校区

(第3位グループ順位決定戦)
第3試合 瀬底・本部・上本部中校区 9-3 伊江中校区

(第3位グループ優勝決定戦)
第4試合 名護中校区 1-5 大宮中校区

(第3位グループ順位)
優 勝 大宮中学校区
準優勝 名護中学校区
第3位 瀬底・本部・上本部中学校区
第4位 伊江中学校区

以上の最終結果となりました・・。

これにて今年の中学校区対抗戦の全日程が終了・・。各会場にて試合進行、
大会運営等のご協力いただきました各チームの皆さんに感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました・・。

子供たち、そして父兄の皆さんのこれからの活躍にご期待申し上げます。


本当に皆さん、お疲れさまでした・・。




  


Posted by UMUサン at 17:30Comments(0)

2024年03月23日

令和6年度 中学校区対抗戦 初日の結果・・。


さて・・。「令和6年度北部支部中学校区対抗戦」が本日より開幕・・。

大会初日となった今日は見事な天候に恵まれる等、絶好の野球日和。
学童野球を終えた6年生の皆さん、それを支えた父兄の皆さんにとっては
最終決戦の中学校区対抗戦・・。各会場とも大きな盛り上がりを見せた。

勝利はもとより、素晴らしい思い出づくりにも邁進してください・・。





それでは大注目の大会初日(予選リーグ戦)の結果をお知らせします。

【令和6年3月23日(土)】 大会初日:予選リーグ戦

《A会場:金武中学校グラウンド》 第1試合開始:午前9時

(予選リーグ)
第1試合 金武中校区 2-1 名護中校区
第2試合 名護中校区 2-3 うんな中校区
第3試合 うんな中校区 0-7 金武中校区

(A会場順位)
第1位 金武中校区 2勝0敗(得:9点 失:1点 得失:+8点)
第2位 うんな中校区 1勝1敗(得:3点 失:9点 得失:-6点)
第3位 名護中校区 0勝2敗(得:3点 失:5点 得失:-2点)


《B会場:緑風学園グラウンド》 第1試合開始:午前9時

(予選リーグ)
第1試合 久志・久辺校区 4-2 瀬底・本部・上本部校区
第2試合 瀬底・本部・上本部校区 3-7 宜野座中校区
第3試合 宜野座中校区 4-5 久志:久辺中校区

(B会場順位)
第1位 久志・久辺中校区 2勝0敗(得9点 失:6点 得失:+3点)
第2位 宜野座中校区 1勝1敗(得:11点 失:8点 得失:+3点)
第3位 瀬底・本部・上本部中校区 0勝2敗(得:5点 失:11点 得失:-6点)


《C会場:東江中学校グラウンド》 第1試合開始:午前9時30分

(予選リーグ)
第1試合 東江中校区 7-0 国頭・大宜味中校区
第2試合 国頭・大宜味中校区 5-3 伊江中校区
第3試合 伊江中校区 2-10 東江中校区

(C会場順位)
第1位 東江中校区 2勝0敗(得:17点 失:2点 得失:+15点)
第2位 国頭・大宜味中校区 1勝1敗(得:5点 失点:10点 得失:-5点)
第3位 伊江中校区 0勝2敗(得:5点 失:15点 得失:-10点)


《D会場:今帰仁中学校グラウンド》 第1試合開始:午前9時

(予選リーグ)
第1試合 今帰仁中校区 11-10 大宮中校区
第2試合 大宮中校区 4-6 羽地中校区
第3試合 羽地中校区 8-10 今帰仁中校区

(D会場順位)
第1位 今帰仁中校区 2勝0敗(得:21点 失:18点 得失:+3点)
第2位 羽地中校区 1勝1敗(得:14点 失:14点 得失:±0点)
第3位 大宮中校区 0勝2敗(得:14点 失:17点 得失:-3点)


続いて大会最終日(決勝トーナメント)の対戦組み合わせをお知らせします。

《第1位グループ会場:東江中学校グラウンド》 第1試合開始:午前9時

(準決勝)
第1試合 金武中校区 VS 久志・久辺校区
第2試合 東江中校区 VS 今帰仁中校区

(決勝戦)
第3試合 第1試合目の勝者 VS 第2試合目の勝者

(交流戦)
第4試合 第1試合目の敗者 VS 第2試合目の敗者


《第2位グループ会場:瀬良垣グラウンド》 第1試合開始:午前9時

(準決勝)
第1試合 うんな中校区 VS 宜野座中校区
第2試合 国頭・大宜味中校区 VS 羽地中校区

(決勝戦)
第3試合 第1試合目の勝者 VS 第2試合目の勝者

(交流戦)
第4試合 第1試合目の敗者 VS 第2試合目の敗者


《第3位グループ会場:大宮小学校グラウンド》 第1試合開始:午前9時

(準決勝)
第1試合 名護中校区 VS 瀬底・本部・上本部中校区
第2試合 伊江中校区 VS 大宮中校区

(決勝戦or交流戦)
第3試合 伊江中校区 VS 第1試合目のチーム

(交流戦or決勝戦)
第4試合 伊江中校区以外 VS 第1試合目のチーム


いよいよ今年の中学校区対抗戦もクライマックスを迎える・・。

この校区対抗戦で学童野球は最後となるが、この仲間で中学校に進学すれば、
それはそれで次へのステップでの新たな戦いへの始まりとなる・・。

そんな未来の形にも注目していただきたいのである。


さあ~最終決戦の最終日・・。どのような景色が待っているのだろうか?




  


Posted by UMUサン at 20:15Comments(0)

2024年03月22日

感謝感謝の週末・・。


さてさてさて・・。楽しい今週末がやってきました(爆笑)・・。

先週末はあかりの就職の準備や凛太朗の結婚式の衣装合わせなどで
愛知県に行っていたので、野球はお休みとなってしまった・・。
自分がお休みしている間、「第12回フラワー大会」が開催されているとあって
試合結果や運営が気が気でならない上、しかも絶好の野球日和に
「あ~今頃は・・。」 なんて愛知県の空から遠く沖縄の空を眺めた次第・・。


いつも楽しみにしている週末が先週末はこうであった・・ってことを踏まえて、
今週末にかける自分自身の意気込みはハンパなく強く、すでに気合い十分なのだ。

そして今週末の天気も絶好調の予報・・。否が応にも気合いが入るってもの。
無事に野球ができる天気ということでお天道様には大きな感謝を申し上げたい。
必ずや楽しい週末を実現していきたい・・と固く誓っているところなのだ。

皆さんもご一緒にお天道様に感謝を申し上げようではないか・・。。


そんな今週末もやはり野球関連の日程が目白押し・・。

土曜日(23日)と24日(日)には「令和6年度中学校区対抗戦」を開催。
そしてサンガーズに目を転じると、23(土)には金武町へ遠征試合に赴く。
金武ヴィクトリーキッズに天底ブラックスとの対戦を組んでいる・・。
また24日(日)には数久田少年野球と読谷エスベス戦が待っている。

まあ~少しハードな日程となってはいるが、そんなことは何のその・・。
もはや週末に向けた燃えさかる情熱の炎は誰にも消すことができない(笑)。

そんなことを思いながら今週末を迎えたいのである・・。

4月初旬には北部支部最大の大会、「第29回北部選手権大会」を控えている。
チーム内において多くの怪我人や体調不良者を抱えている中ではあるが、
復帰を待ちながら、その他のメンバーのレベルアップを図ることも重要課題。
そのためにはどうしても今週末の2日間は大切な時間となる・・。

改めて・・。空を見上げてお天道様には感謝せずにはいられないのだ。





まあ~いつものことながら・・、楽しい週末を満喫して過ごせる予感・・。
そんな週末の充実感は生活の原動力となっているのは紛れもない事実。

まさに自分にとっての「元気の源」 そういうことなのである。


さあ~皆さんも楽しい週末が元気の源となるよう祈願していますぞ・・。





  


Posted by UMUサン at 22:30Comments(0)

2024年03月21日

いくつもの「扉」・・。


まあ~学童野球にあっては良くある話・・。

週末などに練習試合を組んだ時、地域や学校の行事であったり、
はたまた家族のイベントがその練習試合の日程と重なる場合が多々ある・・。
そんな時はどのように対応するかは賛否両論、いろんな議論を巻き起こすことは
承知のことであり、 学童野球に関われば避けては通れない道なのである。

当然だが、地域や学校行事が重なる場合は野球の予定は二の次となる。
そして、さらに家族との用事の場合となれば強く優先させてなければならない。

いつかの日、「来週の休みに練習試合があります。」ミーテングでそう告げると、
「よっしゃ~。」 大方の子供たちが喜んでいる中、ポツリ落ち込んでいる子がひとり。
ん?どうした?って聞き返すと、その練習試合の日に家族との用事があるらしい。
「どうしようか。」 練習試合にバリバリ行きたいらしく、自分に確認しに来る。
「いや、家族の用事が優先だろう・・。」 そういうと落ち込み度がさらに増大。
しまいには「お父さんにお願いして。」自分に懇願までしにくる始末・・。

「おいおい、ダメだろ。」 「・・シュン。」「仕方ないだろ、用事に行ってこい。」
「・・・(泣)。」その子、がっかりして帰ったのは言うまでもない。


そんな小学生の時期、何かに没頭できるものがあるのは意義深いこと。
身体を鍛え、頭を使い、仲間を作り、心身ともに充実感をもたらす。
何よりも好きなことを見つけられたってことは幸せなことの1つであろう。
しかしその一方で、何かに集中し没頭することによって、
その反面、その他の「何か」を得られなかったってこともあるかもしれない。

学童野球に没頭することで何よりもどれよりも野球が優先となってしまう・・。
家族とのふれあいは二の次・・。そして子供らが中学生、高校生と自立心が
芽生え始めれば家族との距離が生まれ、さらに部活動という環境も相まって
熱中することの全ての時間が一方向へと加速していく・・。

たしかに小学生の頃は人間の成長の礎となる大切な期間ではないかと思う次第で、
家族との思い出、野球以外の様々なものとの出会い等が学童野球に熱中するあまり、
振り返れば貴重な機会に出会えなかったということになりかねない・・。

例え練習を1週間も休んで家族と旅行に行くことが悪いことではない。
野球であれ、学業であれ、冒険であれ、それに時間を費やしたからといって、
「何か」を得られるってことでもなくても可能性を試す機会にはなるはず。

何かに没頭することは素晴らしいことではあるが、それが過剰過ぎれば
ある意味マイナスにもなるかも・・。他に目がいかない、ないがしろにする、
野球一筋が立派なこと・・ってなってはいけないことかもしれない。





ある高名な学者の話・・・。

「ひとつの可能性を追求するあまり、多くの時間を費やしてきた。
 しかしその反面、他の可能性の『扉』を閉じてしまったような気がする。」 と。

そんな大事な時期、一つのことに熱中する大切さを伝えることも大事なことだし、
子供らに多くの可能性の「扉」を開かせることも大切な役目のひとつなのだ。


改めて・・。そのことを心に刻まなければと誓う次第である・・。


  


Posted by UMUサン at 22:40Comments(0)

2024年03月20日

令和6年度 北部支部中学校区対抗戦 抽選結果・・。


さて・・。本日午後7時より名護中央公民館2F会議室にて
「令和6年度北部支部中学校区対抗戦」の監督・抽選会を開催。

今年の対抗戦には北部支部より精鋭13チームがエントリー。
例年だと3月初旬に開催するのだが、第15回美ら島大会や宜野座村や金武町、
恩納村のチームが参加するデサント杯などが行われる等、開幕が2週間ほど延びた。

いずれにしても・・。今年もどうにか開催できそうでホッとしているところである。





それでは注目の対戦組み合わせをお知らせしたい・・。

【令和6年3月23日(土)】 大会初日

《A会場:金武中学校グラウンド》

(予選リーグ)
第1試合 金武中学校区(金武町) VS 名護中学校区(名護市)
第2試合 名護中学校区(名護市) VS うんな中学校区(恩納村)
第3試合 うんな中学校区(恩納村) VS 金武中学校区(金武町)


《B会場:緑風学園グラウンド》

(予選リーグ)
第1試合 久志・久辺中合同(名護市) VS 瀬底・本部・上本部合同(本部町)
第2試合 瀬底・本部・上本部合同(本部町) VS 宜野座中学校区(宜野座村)
第3試合 宜野座中学校区(宜野座村) VS 久志・久辺中合同(名護市)


《C会場:東江中学校グラウンド》

(予選リーグ)
第1試合 東江中学校区(名護市) VS 伊江中学校区(伊江村)
第2試合 伊江中学校区(伊江村) VS 国頭・大宜味中合同(国頭・大宜味村)
第3試合 国頭・大宜味中合同(国頭・大宜味村) VS 東江中学校区(名護市)


《D会場:今帰仁中学校グラウンド》

(予選リーグ)
第1試合 今帰仁中学校区A(今帰仁村) VS 大宮中学校区(名護市)
第2試合 羽地中学校区(名護市) VS 今帰仁中学校区B(今帰仁村)
第3試合 今帰仁中学校区A(今帰仁村) VS 羽地中学校区(名護市)
第4試合 大宮中学校区(名護市) VS 今帰仁中学校区B(今帰仁村)

以上の結果となりました・・。

この対抗戦は大会初日に4グループで予選リーグ戦を行い、各グループでの
勝ち抜け順位によって大会最終日に第1位グループから第3位グループでの
決勝トーナメントが行われるのである・・。

学童野球を終えた6年生が中学校へ行っても野球を続けてほしいことと、
同じ中学校へ進学すればチームの仲間として頑張ってくれたらとの願いが
込められている・・。この大会の大きな目的となっているのだ。

勝利を目指すことはもとより、この目的の達成に期待を寄せている・・。


さあ~6年生の最終決戦・・。最高のパフォーマンスを目指せ。




  


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2024年03月19日

強がることも・・。


さて・・。明日は楽しみな祝日である・・。

まあ~週末でもないが、休みとなれば真っ先の脳裏に浮かぶことは
やはり野球のこと・・。 野球の計画を入れてからその他の日程・・という
休日の通常運転となることは間違いない・・。

第12回フラワー大会を終えての練習・・。強豪相手に大敗を喫した中、
多少の落ち込みのあるかと思いきや、そんな雰囲気も感じられない
元気なかけ声と機敏な動きを見せていた昨日の練習風景。
「あら?比較的元気だし・・。」 ま、負けたぐらいでメソメソしていては
次への新たな目標に向かう馬力につながらないっっていうもの。

今、大切なことは過去を振り返るより前を見据える気持ちなのである。


そんな練習中、ある子に「ボコボコにやられたな・・。」 そう声をかけると
「はい、みんなミスが多かったです。」とか「調子が出なかった。」 なんて、
言い訳にも聞こえる理由ではあるが、何となくホッとしたような気がした。

やられた理由が「もう歯が立たない。」だとか「勝つのは無理・・。」などの
言葉が発せられていたとすれば、少し深刻に受け取ってしまうかもしれない。
「そうか、ではこの前のボコボコは自分たちのせいってことだな。」
その子は自分の視線に目を見開き、大きく頷いている・・。

ま、今回の敗戦の本当の理由は分からないが、相手の強大な力に屈し、
手も足も出ない・・という実感であれば、次に出会った時、紛れもなく萎縮し、
すでは戦う前から結果は分かっている・・となってしまうのではないか。
しかし強がりでも何でもいいのだが、敗戦の原因が自分らの力不足にあり、
自分らのこととして捉えることの方が何となく前に進む力になってくれるような。

そんな言い訳にもとれる理由を「強がり」として認識しておきたい・・。


「ミスしたり調子が出ない・・てことが自分らの力じゃないか。」 そう返すと、
「次はそうしないように頑張る。」 今度はムキになった視線で見つめる。
「ほお・・。」 次こそは・・って気持ちになればそれに越したことはない。

どうあがいてもどうしようもない・・と力の差が歴然であっても、
今回は自分たちがうまくいかなかった・・って強がる方が頼もしく感じる。

そして次こそはその強がりを現実のものにしてくれればと願う・・。





敗戦の理由はあれこれあれど、強がることも決して悪くない・・と思うが。




  


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2024年03月18日

第12回フラワー大会 最終結果・・。


さて・・。先週末、凛太朗の結婚式の衣装合わせやうちのチビッ子あかりの
来春4月からの就職に向け、2泊3日の日程で愛知県に赴く・・。

・・と言う訳で、ブログ更新をお休みとなった次第である。

その間、第12回フラワー大会を開催・・。自分が不在で運営に関われない中、
各チームの多くの関係者のご協力のもと、無事に運営できたことにホッとひと安心。
皆さんの多大なるご支援をいただき、本当に感謝申し上げます・・。

それでは先週末に行われた第12回フラワー大会の最終結果をお知らせしたい。





【令和6年3月16日(土)】 大会初日

《A会場:緑風学園グラウンドA》 第1試合開始:午前9時

(一回戦)
第1試合 久志ガッツ 4-5 東江少年野球
第2試合 宇茂佐サンガーズ 2-9 名座喜少年野球

(準々決勝)
第3試合 名座喜少年野球 11-0 東江少年野球


《D会場:許田球場》 第1試合開始:午前9時

(一回戦)
第1試合 数久田少年野球 8-2 許田少年野球
第2試合 名護すいらんマーリンズ6 14-5 真喜屋ファイターズ

(準々決勝)
第3試合 数久田少年野球 1-2 名護すいらんマーリンズ6


《C会場:辺野古多目的運動場》 第1試合開始:午前9時

(一回戦)
第1試合 宮里ブレーブス 0-7 名護団地少年野球
第2試合 辺野古タイガース 4-5 名護すいらんマーリンズ5

(準々決勝)
第3試合 名護団地少年野球 13-0 名護すいらんマーリンズ5


《B会場:緑風学園グラウンドB》 第1試合開始:午前9時

(一回戦)
第1試合 稲田少年野球 0-7 羽地ファイターズ

(準々決勝)
第2試合 羽地ファイターズ 8-0 大北オーシャン


【令和6年3月17日(日)】 大会最終日

(準決勝:緑風学園グラウンドA)
第1試合 名座喜少年野球 4-2 名護すいらんマーリンズ6

(準決勝:緑風学園グラウンドB)
第2試合 名護団地少年野球 7×-6 羽地ファイターズ

(優勝決定戦:緑風学園グラウンドA)
第3試合 名座喜少年野球 0-1 名護団地少年野球

◎優 勝 名護団地少年野球
◎準優勝 名座喜少年野球




《 優勝:名護団地少年野球 》




《 準優勝:名座喜少年野球 》


これにて第12回フラワー大会も無事に終了・・。

今シーズンもスタートしたばかり・・。大会で結果を残せているチームや
なかなか力を発揮できないチームがいる中、まだまだシーズンは始まったばかり。
何も焦ることはない。徐々に力をつけてくればその差が縮まってくるはずだ。

追われるチーム、追うチームのせめぎ合い、その戦いはさらに激化する。


さあ~次戦に向けて・・。各チームの頑張りと健闘を祈る・・。



  


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2024年03月14日

サクラサク日2024・・。


今日は県立高校の合格発表の日・・。

そんな一足早い春の便りを待ち望むかのように素晴らしい天気となりました。





受験生にとってはワクワクドキドキの1日・・。
(まあ~今の時間帯だと「合否」は出ていますけどね。)

以前、竜誠やあかりもそんな合格発表の日は、親子共々ドキドキを抱え、
発表の時を迎えた・・。(ま、凛太朗は推薦で早めの発表でしたが・・。)
合格を確認した瞬間、最高の笑顔を浮かべ友達と一緒に嬉しさを爆発させた
光景を今でも鮮明に覚えている・・。マジに良かった~って思いましたね。
(・・特に竜誠の時はそうであったと強烈に記憶している。)

まずは自分の夢や将来に向かっての第1関門突破~ってところですか、
喜びに満ちた「サクラサク日」になることを願っている・・。


当然、サンガーズを巣立った数名の子たちも高校受験に挑んでいる。
野球で言うなれば、高校球児を夢見て甲子園を目指す~ってのことになるが、
さらなる高めのステージへ歩めば、その夢への挑戦はさらに過酷を極め、
幾多の挫折や困難に遭遇するかもしれないが、果敢に立ち向かい乗り越えることで
大きな成長を遂げてくれることを期待している。

これからが大きな勝負が待っているのである・・。

まあ~高校へと進めば夢は高校野球ばかりじゃない。
これからの学園生活を始め、勉強や恋愛など新たな出会いが待っている。
そう・・。追いかける夢は無限に広がっていくはずなのだ・・。


例年だと合格を祝して、どの家庭でも祝宴が催される・・とは思うが、
新型コロナ感染症以降、お祝いも自粛ムードとなっている。
しかし「合格おめでとう~。」 それは一言伝えたくて訪問するつもり・・。

そうなのだ・・。受験を乗り越えて
晴れて合格を手にした子供たちの笑顔は是非とも拝みたいのだ。

合格の嬉しさの中、夢への第一歩としての期待感が充満している・・。
今宵は存分に嬉しさを分かち合いたいと思います・・。

さあ~季節はまさしく春到来・・。


みんなのところにも「サクラサク」の便りが届いていますように。




  


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2024年03月13日

2死からの・・。


「2死からの失点」・・。けっこう、そんな場面に遭遇する・・。

無死満塁の最大のピンチを迎え、ある程度の失点は覚悟しなければという状況。
そんな場面にベンチもピッチャーは開き直っていくと、案外2死までこぎ着ける。
しかしあと一人に対してワイルドピッチなり、守備陣のエラーが出たりして・・。
結果、失点してしまうパターン・・。「せっかく2死までいったのに・・。」なんて、
悔やむことってないだろうか・・。

また、2死まで簡単にアウトを取っているものの、2死から簡単にランナーを許し、
次に長打を打たれ失点。その後ピッチングが乱れ、大量失点につながることは多々。
振り返れば、「おいおい2死ランナー無しからだぞ~。」と呆気に取られる始末。

まさに・・。あと一人を抑えることがいかに難しいことか、痛感させられるのだ。





しかし本当の大きな問題は、「2死から失点」した後の話なのだ・・。

例えば、2死からピッチャー自身のエラーでランナーを許す。
ピッチャーはガッカリしたのか、突如リズムを乱し、四死球の連続で満塁・・。
そうなると悪い流れは止まらない・・。守備陣のエラーも相まって歯止めが聞かない。
結局、2死から1点どころか、大量失点の大炎上・・。かける言葉もない・・。

ま、確かに2死ランナー無しからの失点は痛かったが、何よりも痛いのは、
その時にピッチャーに励ましの声をかける子供らが誰一人のいなかったってこと・・。
ミスのあと、四球を繰り返すピッチャーを安心させることができなかったのだ。

誰かがエラーし、誰かが励ます、あるいは失点したことで気持ちが消沈する。
それを解消することができなかったのが残念でしょうがないのである・・。
「2死から失点」することはダメージが大きい。そんな時こそお互い励まし合い、
そのダメージから脱出する手法を学ばなければならないのではないだろうか。

「2死から失点」を与えない意識を繰り返すことで、ワンプレーの大事さを
身につけるという個々のスキルアップも図りながら、チーム全体でピンチを
脱する術(すべ)も身につけていきたいのである・・。

すれば、自ずと「2死から失点」どころか不要な失点を回避できるようになる、
あ、いやいや、もっと大きな力を手に入れることができるかもしれない。

難しいことだとは思うが、野球入り口のチビッ子たちだからこそ
肌で感じてほしいし、これから野球を続けていくうえで重要なことだと
自然に認識していくことを期待しているのだ・・。

「2死から・・。」のあと、どう立て直していくか?
ピンチを全員で乗り切る、チャンスを全員でものにしていく、
一人ではどうしようもならない時、みんなの力を結集させることが
何よりも「2死から」の一番の対策ではないだろうか・・?


改めて・・。野球にとって何が大切か・・を考えさせられるのだ




  


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2024年03月12日

「行けたら行けよ・・。」からの考察。


「盗塁できたら行け・・。」

このことを「グリーンライト(盗塁をしても良い許可)」っていうらしい・・。

最後の攻撃で2死1塁・・。一打同点で4番打者の場面・・。
そして1塁ランナーは俊足・・。「行けたら行け・・。」 そのような作戦は
高校野球やプロ野球などで良く見られる作戦である。

そんな「グリーンライト的な」作戦が適切であったか否かについては、
賛否両論、意見が分かれるところではあるが、ただ、言えることは
どうしてもこの一発にかけるってみたいな気迫が十分伝わってくるのだ。


そんな中、学童野球でも「グリーンライト的」な場面が良く見られる・・。
「行けたら行っても(盗塁しても)いいぞ~。」 特に足が速くて走塁のセンスが
ある子には良く使われる・・。ま、グリーンライトって言い方は一般的ではないけど。

そのような場合は、その選手の実力や判断に委ねられている。
成功してほしいことを想定してやるが、当然だが時には失敗もある・・。
もし失敗しても「委ねた」選手を責めないようにしなくてはならない。


・・またこんなことも良く耳にする。
盗塁のサインを出して(ま、グリーンライトではなくて。)スタートが悪く盗塁失敗。
「スタートが悪かったら無理する必要はないぞ!」 盗塁を失敗した選手に一言。
選手「・・。(だって盗塁のサインだし。)」 そう心の中では思っているはずだ。

「よし、ここの作戦は盗塁だ、次走れ・・。」 まあ~そんな采配なんで、
「スタートが悪かったら無理する必要はない。」 そんなことを言われれば、
サインは「次走れ・・。」 なのにタイミングが悪ければ無理するな~ってのは、
子供らは何か腑に落ちないものを感じてしまうかもしれないのだ・・。
そうなれば、「グリーンライト」が持つ意味合いと何ら変わらないはずに
なってしまうんじゃないかと思っているところなのだ・・。

「う~ん・・。」 サインであってもグリーンライトであっても
例え上手くいかなくても、その選手を責めてはいけないってこと。

その背景には選手への信頼があってこそ・・なのだということを忘れてはならない。





・・とまあ~いろいろ考察すれば、指導者としてチームを指揮する自体、
「グリーンライト」的な思いは必要ではないかという考えに至っているわけで。
例えば、打席に入った選手のヒットを期待する、ヒットエンドランのサインを出したら、
うまくやってくれるだろうと期待する・・。バントやスクイズもしかり・・。

選手一人ひとりを信頼して1つ1つのプレーを「委ねる」ことが多い。
つまり、「盗塁できたら行けよ。」 それだけじゃとどまらないプレーがたくさんある。
そのことはどんなに野球が近代化しようとも変わらないのだ・・。
そんな「グリーンライト的」な気持ちは揺らいではならないものなのだ。

まあ~いずれにしても、「行けたら行けよ・。」から考察すれば
「敗軍の将、兵を語らず・・。」


それを肝に銘じておかないといけないことかもしれない。




  


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2024年03月11日

待ちわびる春・・。


本日、3月11日はあの東日本大震災から丸13年の春を迎えた・・。

奇しくも先週末は第34回名護市福祉まつりが開催されたのだが、
ちょうど13年前の3月11日・・。翌日に開催を控えた「名護市福祉まつり」の
準備の真っ最中、東日本で大地震が発生し日本列島及び沖縄地方沿岸部に
津波警報が発令・・。市内各所の防災無線を通じサイレンが鳴り響いた・・。

「大変なことになっているよ~。」 テレビ画面に釘付けの一人の職員が叫ぶ。
そのテレビの画面に映っていたのは大きな津波で次々と飲み込まれる
街々の光景・・。テレビに映し出された映像は今起こっている現実のもとは思えず、
まるでSF映画のワンシーンのようであったと記憶している・・。

そんな映し出された光景に準備する手が自然と止まり、固唾を飲んで見守る。
「・・まつりはどうなるのだろう・・。」 一瞬、業務的なことが頭を過ぎった・・。
「中止にしなければならないだろう。」 実行委員長が静かに口を開く。

そうだ・・。未曾有の大震災、多くの犠牲者と行方不明者が出ている中、
華やかにまつりを開催している場合じゃない・・。判断に時間を要しなかった。









そして大震災から4ヶ月後、復興支援の一員として被災地の福島県に赴いた。
傷跡がまだまだ深く残る被災地は復興への目処がまったく見通せない状況。
「・・果たして復興することができるのであろうか?」 被災地を目の当たりにして、
絶望的にも似た思いが浮かぶ。どうすればいいのか希望さえ見出せない。

それほど被災地はこの世のものとは思えない悲惨な状況を映し出していた。

被災地での任務は方々から押し寄せる災害ボランティアの後方支援が主。
ボランティアが支援したいことと依頼したいことのマッチング、被害状況の調査、
そして全国各地から送られてきた膨大な支援物資の整理と配給業務などなど・・。
時には、ボランティア間のトラブルや地域住民との揉め事の仲裁・・。

そんな中、13年経っても未だ忘れられないことがある・・。
福島県小名浜港で老夫婦が営む鮮魚店が津波に襲われ、一階部分の店舗が壊滅。
商品の鮮魚が散乱し、また夏の7月ということもあって異臭を放つ過酷な状況。

そこに他県から駆けつけたボランティアと一緒に片付けに入ったのだが、
壊滅した店舗に散乱している被災ゴミの中に家族写真が混ざっていた。
異臭を放つ鮮魚と一緒にボランティアがゴミ袋に詰めた時のこと・・。
その被災ゴミの中に混じっていた家族の思い出をおばあちゃんが見つけ、
「それは捨てないで。」 ゴミ袋をひっくり返すと作業していたボランティアが激怒。
そこへ地元のボランティアが割って入り、取っ組み合いの大喧嘩になってしまう。

ちょうどその現場にいた自分が仲裁に入るもお互いの感情は収まらない。
三つどもえの押し問答の中、腐敗している鮮魚で足元が取られ、三者転倒する始末。
どうにか揉め事を収め、腐敗臭のする自分に「お風呂でも・・。」 おじいちゃん。

「大震災で大打撃を受けたのは町だけじゃなく、人々の心まで・・。」と、
自宅二階の風呂場でシャワーを浴びながら無性に悲しくなった記憶が今も蘇る。


あれから13年・・。次第に東日本は少しずつではあるが復興の兆しも見え、
元気を取り戻し始めている・・。しかしながら原発事故の爪痕はまだまだ深く残り、
行方不明者も多数存在することも悲しい事実・・。未だ大きな試練を抱える。

このような幾多の災害や試練に直面し、微力ながら携わってきた中にあって、
困難、過酷な状況に遭遇したとき、我々は何を最も大切にすべきかを学んできた。
そして、それは必ずしも困難、過酷な状況に置かれた時だけじゃなく、
普段の生活の中から備えておかなければならないものだと痛感するのである・・。

そうだ・・。次の困難や過酷な状況を迎えた時のため、
いつまでも風化せず、教訓として心に刻み込んでおく必要があるのだ。

13年目を迎えた春・・。





本当の春を迎えるまで、我々はあの13年前の記憶をつなぐ責務がある。



  


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2024年03月10日

第148回沖縄県春季大会 抽選結果・・。


さて・・。「第148回沖縄県学童軟式野球大会(第44回マクドナルド杯)」の
監督・抽選会が南城市役所保健センターにて開催された・・。

今シーズン最初の県大会となる春季大会には、県内8支部18ブロックより
選抜された精鋭32チームが集結・・。今年最初の王者を狙って虎視眈々。

そうだ・・。すでに熱き戦いは始まっているのだ・・。





それでは大注目の対戦組み合わせをお知らせしたい。

【令和6年3月23日(土)】 大会初日

《A会場:新開球場》 第1試合開始予定:開会式終了後

(一回戦)
第1試合 具志タイガース(那覇) VS 漢那イーグルス(北部南)
第2試合 馬天スターズ(うるま) VS 宜野湾ベースボールキッズ(宜野湾)
第3試合 名護団地少年野球(名護) VS 我那覇少年野球(豊見城)


《B会場:知念屋外運動場》 第1試合開始予定:開会式終了後

(一回戦)
第1試合 東風平星(南部B) VS 読谷ジャイアンツ(読谷・嘉手納)
第2試合 宮城ドリームス(浦添) VS 少年オリオンズ(八重山)
第3試合 美東ドラゴンズ(沖縄) VS 世那城ジャイアンツ(南部B)


《C会場:内原公園多目的広場》 第1試合開始予定:開会式終了後

(一回戦)
第1試合 前島ゼブラ(那覇) VS 上本部ドジャース(北部北)
第2試合 糸満ゴールド(糸満) VS 平敷屋ホープ(うるま)
第3試合 浦添タイガース(浦添) VS 南ファイターズ(宮古)


《D会場:奥武球場》 第1試合開始予定:開会式終了後

(一回戦)
第1試合 北美ファイターズ(沖縄) VS 宇栄原オリオールズ(那覇)
第2試合 本部少年野球クラブ(北部北) VS 根差部ベースナイン(豊見城)
第3試合 琉大付属ヤンキース(中城) VS 具志川シャークス(うるま)


《E会場:冨祖崎球場》 第1試合開始予定:開会式終了後

(一回戦)
第1試合 美崎スポーツクラブ(久米島) VS 大里シャークス(南部A)
第2試合 志真志ドリームス(宜野湾) VS 赤道中央タイガース(うるま)


《G会場:大里北小学校グラウンド》 第1試合開始予定:開会式終了後

(一回戦)
第1試合 名座喜少年野球(名護) VS 比屋根タイガース(沖縄)
第2試合 喜屋武フェニックス(南部B) VS 首里スピリッツ(那覇)


いよいよ対戦相手も決まり、戦闘モードは最高潮である。


さあ~最高のパフォーマンスに期待・・。全てのチームの健闘を祈る・・。




  


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2024年03月09日

第34回名護市福祉まつり 開幕・・。


さて・・。「第34回名護市福祉まつり」が3月9日(土)、10日(日)の両日、
名護市民会館中庭をメイン会場に開催しております・・。

今週初め頃は雨模様が続き、週末の天気が心配されるも、どうにか回復。
まあ~少し肌寒い天候ではあったが、日中は日差しも照りつけるなど、
徐々に気温は上昇し、絶好のイベント日和となり、無事に初日を終えた・・。

そんな祭り会場には多くの方々が来場し、大きな賑わいを見せてくれました。

















今日の祭り初日は午後1時からのオープニングセレモニーで幕を開け、
その幕開けをいしなぐ授産所のいしなぐ太鼓や名護市女性会による踊りで
華を添えてくれた・・。そんな光景に今年の祭りに始まったと実感したのだ。

祭りの舞台では市内の11カ所の保育園が出演・・。可愛い踊りや遊戯の他、
勇壮なエイサーなども披露され、詰めかけた多くの観客からは大きな歓声と
拍手喝采を浴び、大いに祭りを盛り上げてくれたのである・・。

また祭り会場では福祉関係団体や福祉事業所等の出店もたくさん出店し、
飲食物を始め、手工芸品の展示即売、団体や事業所の活動を紹介する
コーナーも大盛況となり、祭りムードを一気に高めてくれたのだ・・。

その他、名護市民会館中ホールでは今年からの初めての試みとなった
「防災ワークショップ」を開催し、防災グッズの紹介や作製の実演及び体験、
または避難テント等の展示、非常食の試食や防災関連のビデオなど
防災に関する知識を学ぶためのイベントに多くの方々か関心をもってくれた。


そして明日の祭り最終日には祭りの舞台においては午後1時からスタートし、
名護中央公民館サークルの発表会、手話サークルの手話での歌や大道芸人の
パフォーマンス、地元沖縄の有名お笑い芸人たちによるお笑いライブなど
楽しい演目が目白押し・・。お楽しみにしていただきたい・・。

当然、明日最終日も福祉団体、事業所の出店や防災ワークショップを開催。
今日以上に盛り上げてくれるものと期待しているのである・・。





さあ~第34回名護市福祉まつりに多くの方々のご来場をお待ちしています。





  


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2024年03月08日

血マメからの・・の話。


さて・・。先だっての練習でのこと・・。

ある子が左の手のひらにテーピングがグルグル巻きしているのに気がついた。
「あら?スイング練習して血マメができたのか?」そう言うと無言で頷いている・・。
「お~いいね、どれどれ・・。」その子の了解をとってテーピングを外してみると、
手のひらに血マメのあとがくっきり・・。それが硬くなっている状態である。

「痛いか?」さらに声をかけると「・・。」言葉はないがまたもや無言で頷く。
「そっか・・。」そう優しく声をかけると、じっと左手に視線を落としている。
「でも血マメで手の皮が剥けただけでは野球じゃ怪我のうちに入らんぞ。」
「え?」ここでその子が声を発した。「だけど頑張ったって証(あかし)だ。」
するとニヤって微笑んで、再び血マメを見つめ返している・・。


そんな「血マメ」のことで昔の話を思い出した・・。凛太朗との会話。

「同じ実力を持っている野球選手二人のうち、一人だけスカウトするとしたら、
 どうする~?」って凜太朗が質問を投げかけてきた。
「ん?」と思っていると凜太朗が即答・・。まずは『手のひら』を見てみる・・と。

「手のひらを見て、血マメがあるかどうか・・。血マメがあって今の実力。
 血マメがなくて今の実力であれば、今後血マメができるほど努力すれば
 伸びしろがすごいって思われるから血マメがない方じゃん?」だって。

「・・う~ん、そうかな~?」凜の意見に首を傾げてみせる・・。
まず、お前はいろんなこと考えているんだな~ってのが第一の感想である。

「たしかに、天才っているのも事実。しかし現段階で努力していない奴が
 これから血マメができるほど練習するって保証もない・・。できるが故に
 努力を疎かしているってことになりはしないか・・?」

「・・。」 凛太朗。
「努力に勝る天才なしって言葉があるが、本当にそうあってほしいと
 願っているのも確か・・。ま、天才であっても努力することが一番だけどね。
 それと、血マメができない程度に練習して上手な奴よりも血マメだらけになって
 練習している奴が魅力的ではあるけど・・。おとん的には。」

「・・・・・・。」 またもや凛太朗。

「今、努力すべき時に頑張れない奴が将来、頑張りますって言っても
 はいそうですか~なんては思わないってか思えないな・・。でも、今は努力が
 不足しても目覚めて努力したとすれば、結果、努力したってことになるし。」
「そうだよね・・。」 凜太朗がやっと口を開いた。

「サンガーズの子供らにも言っているぞ。日頃の練習を頑張っていない奴が
 試合になったら頑張りますって言っても、そうだよね~と思って試合の時に
 活躍を期待するか、ま、しないしできないね・・。」
「・・まあ、それはないね・・。」その時には納得顔となる。
「だから、先のことをどうのこうのって言う前に努力すべき時に努力をする・・。
 まずはそれが一番大事なことだと思うな・・。」

「うん、分かった。」そう一言残して、いつものように素振りしに行った。




《 凜の手袋・・。打てたかどうかは定かではないが、バットはよく振った・・。》


今の子供らも過去の子供たちに負けないくらいバットを振っている。
その姿にあの当時の景色がオーバーラップ・・。そして、同じことを伝えている。
「バットをいっぱい振ったからと言って必ず打てるとは限らない・・が、
 努力すべき時は努力をする・・。それが一番大事だと思うけど~。」って・・。

その結果、どうなるかは分からないが、先を憂いても仕方がない・・。
今、できることは頑張らないといけない時に納得するまで頑張ることだ。


そして・・。それがこれからの道に大いに役に立ってくれればと願っている。


  


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2024年03月07日

第12回フラワー大会 対戦相手決まる・・。


さて本日、「第12回フラワーフェスティバルベースボールトーナメント」の
監督・抽選会が名護市社会福祉協議会2F会議室で行われた・・。

12回目を迎える今大会には名護ブロックより15チームがエントリー。
この大会は3月9日(土)から約1ヶ月間、久志地域二見以北の地域活性化を
目的に開催する「フラワーフェスティバル」のスポーツイベントの一環であり、
監督会主催ながらも真剣勝負が熱く展開されるのである・・。

今年もその開催に各チームや野球関係者は大いに盛り上がっているのだ。




《 一度はおいでよ、大浦マングローブロード・・。》


それでは大注目の対戦組み合わせをお知らせします。

【令和6年3月16日(土)】 大会初日

《A会場:緑風学園グラウンドA(海側)》 第1試合開始予定:午前9時

(一回戦)
第1試合 久志ガッツ VS 東江少年野球
第2試合 宇茂佐サンガーズ VS 名座喜少年野球

(二回戦)
第3試合 第1試合目の勝者 VS 第2試合目の勝者


《D会場:許田球場》 第1試合開始予定:午前9時

(一回戦)
第1試合 数久田少年野球 VS 許田少年野球
第2試合 名護すいらんマーリンズ6 VS 真喜屋ファイターズ

(二回戦)
第3試合 第1試合目の勝者 VS 第2試合目の勝者


《C会場:辺野古多目的運動公園》 第1試合開始予定:午前9時

(一回戦)
第1試合 宮里ブレーブス VS 名護団地少年野球
第2試合 辺野古タイガースB VS 名護すいらんマーリンズ5

(二回戦)
第3試合 第1試合目の勝者 VS 第2試合目の勝者


《B会場:緑風学園グラウンドB(奥側)》 第1試合開始予定:午前9時

(一回戦)
第1試合 稲田少年野球 VS 羽地ファイターズ

(二回戦)
第2試合 第1試合目の勝者 VS 大北オーシャン


どのチームも対戦相手が決まり、いよいよ戦闘モードに突入~。

この大会は開会式はなく、両会場とも試合開始は9時となっております。
また会場設営や審判等も監督会や各チームのコーチ、父兄等で
大会運営や試合進行を行いますのでご協力のほど、よろしくお願いします。

去った第156回名護ブロック春季大会で優勝した名座喜少年野球が
今大会も連覇を成し遂げるか?それとも準優勝の名護団地少年野球が巻き返すか?
その他のチームも雪辱を誓い、虎視眈々と頂点を狙っている。

そんな各チームの思惑の中、第12回大会の覇者はどのチームになるのか?
このフラワー大会もイベント同様に盛り上げていきたいところなのである。


さあ~注目の開幕は来週土曜日(3月16日)となりますぞ~。




  


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2024年03月06日

オワリがはじまり・・。


さて、去った土曜日(3月2日)、「令和5年度サンガーズ卒団式」を開催。

昨シーズンのサンガーズを支えた6年生5名が巣立っていきました・・。















まあ~2023年度は何かと苦難のシーズンだったと言える。
特にチームスタート時の練習試合は散々たる結果の連続であった。
エラーも失点も二桁を記録・・。これに反して得点やヒットは一桁・・。
グラウンドのてんやわんやの状況をコーチとともにベンチに鎮座し、
二人とも言葉も発することなく、無言で遠くの空を見つめた。

そんな中、少し状況が好転し始めたのは第153回春季大会の頃。
初戦の宮里ブレーブス戦で完敗したものの 進んだリベンジ戦で変化が起きる。
無事に2試合を勝ち上がり。臨んだリベンジ決勝戦は数久田少年野球・・。
優勝候補の一角であった強豪チームにあと一歩のところまで追い詰めた
戦いぶりは、何かしらの一つの光明を見いだすきっかけとなった。

結果、この大会ではリベンジ戦にて準優勝を勝ち取ることができたのである。


さらに第154回夏季大会ではベスト4に進出・・。
惜しくも準決勝で敗れるものの県大会出場をかけた派遣枠決定戦に臨む。
しかし大宜味結GUTSには力及ばず・・。念願の県大会出場を逃す。

そして臨んだ第26回ゆんたんざ杯に出場。前回の成績を上回ることは
できなかったが、強豪チームを相手に2勝を成し遂げ、ベスト8入りを果たす。

最も印象深いのは、初出場となった第43回JC杯大会である。
この大会は宮古島市の青年会議所が主催する交流大会なるものであり、
その中で初戦突破を上げることができたのは、大きな成果であったのだ。

・・結果はベスト4・・。
準決勝戦で県大会常連チームに大敗を喫すも、これが今の実力。
持てる力を出し切ったかと言えば、残念ながらそうではなかったのだが、
あの緊張感の中で戦った子供たちのことを思えば、何ら悔しがることもない。

この体験・経験は、今後必ずや活かしていけると期待しているところである。
このことが我らの大きな手土産になっているのだ。

また、大きな手土産は試合のことばかりではない・・。
派遣大会の期間、寝食と共にしたことと父兄たちの交流や子供たちに対する
一致団結のサポートはより一層、お互いの絆を深め、チーム自体にとっても
大きな成長を遂げることができたものと確信している・・


しかし、決して良い思い出ばかりではない・・。
シーズン後半戦の第27回山浩大会では初戦を大差で突破したものの、
二回戦においてはまさかの大敗・・。ミーティングでの悔し涙が印象的であった
そして山浩旗の悔しさを胸に挑んだ第41回名護地区防犯大会では初戦敗退。
思いも寄らぬ早い終戦に、立ち上がるための力さえ失いかけた。
シーズンを振り返り、チームとして苦境を感じた時期ではないだろうか。

そして県大会出場をかけた最後の公式戦、第155回冬季大会を迎える・・。
しかし結果は初戦敗退・・。またもは本選での県大会出場は叶わなかったが、
春の大会に続きリベンジ戦へと駒を進め、そこで準優勝を収めることとなり、
第20回伊江島交流試合に2年連続で出場・・。初戦は圧勝するも
2回戦では名護ブロックの強豪、名座喜少年野球の前に涙を飲む結果となった。

・・しかしながら、子供らはよくぞここまでしっかりと頑張ってくれました・・。





これから向かう先はさらに厳しい戦いが待っているとは思うが、
君たちならきっとできる・・。

これにて学童野球はオワリとなるが、これからまた新たな「はじまり」を迎える。
6年生の皆さん、今年も素晴らしいシーズンをありがとう。


我々はいつまでも見守っている・・。素晴らしい活躍を祈っているぞ。




  


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2024年03月05日

読みが甘い・・話。


「監督~、ジャンケンしよう~。」 いきなりチビッ子3年生が・・。

「ん?なんで?」 怪訝に思ってそう答えると、「いいから、いいから。」
無理やり自分の手を引っ張る・・。「こいつら何か企んでいるな~。」 警戒心。

「自分はパー出すから、監督は勝ってよ~。」
ん?最初から自分の手の内を明かすジャンケンなんて・・。
しかもわざと負ける・・なんて、う~ん・・。何か企んでいるな。

「ジャンケンポン~。」 自分はチョキ・・。しかしこいつはグー。
「ん・・。」 どういうことか?こいつパーを出すと言ったくせに・・。
見れば、「えへへ。」 見ればこいつ、ニコニコしているし。

「なんか~お前・・。パーを出すと言っただろうが。」 少し怒った表情すると、
「あ、いや、ちょっとした性格テストで・・。」 しどろもどろになっている。

「・・お~し、ちょっと来い~!」
「だから、ちょっとした性格テストだってば・・。」 アタフタ・・。
「お前、騙したな~。」 さらに仁王顔すると、
「あやや、ごめんなさい~。」 ピュ~って一目散・・。
ほんと、この時ばかりは逃げ足の速い奴。

「何なんだ。今のはいったい・・。」


そんなやり取りを近くで見ていた父兄が、
「自分も騙されました・・。言われたとおりチョキを出したら、
 同じようにグーを出してきましたよ。」
なるほど、最初っから引っかけるつもりでやったってことか。

「たぶん、これは一つの心理戦のつもりで、先にパーを出すと告げて、
 相手はその通りに出すか?それとも真に受けずに違うものを出すか?
 つまり読み合いしたつもりだと思いますけど・・。」 その父兄。

「・・なるほど・・。」 そういうことだったのね・・。
「それじゃあ~あいつは自分のことを十分に読み切れなかったことだな・・。」
自分がそう言うと、その父兄は「へ・・?」 目を丸くして首を傾げている。

「あいつはパー出すと言って自分にチョキを出すように仕向けて、
 結果、あいつはグーを出してきた・・。そのあと、お前騙したな~と
 自分に怒鳴られて追いかけ回されそうになった・・。」
「うんうんそうそう・・。」 その父兄が自分の話に大きくうなずく。

「つまり自分を騙したらこうなるってことまで読み切れなかったってことだ。」
「あ~なるほどそういう意味ね・・。それじゃ監督が一枚上だね。」

そう感心しながら遠くでこちらを伺っている3年生に目をやっている・・。





「こら~お前ら待て~。」 わざとしつこく追いかけ回す・・。
「ゼイゼイ・・。もう許して・・。」 ここまでだとは思わなかったはず。


・・と言うことで。チビッ子諸君、まだまだ読みが甘いぞ・・。



  


Posted by UMUサン at 22:10Comments(0)