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2018年02月22日
勝って喜びを感じる「学び」とは・・。
まあ~勝つ・・ってことは、凄い推進力になると改めて実感した次第である・・。
去った「第138回名護ブロック春季大会(第123回名護市長杯)」の準々決勝戦。
相手は名護ブロック屈指の強豪、名護すいらんマーリンズさん・・。
この試合は1点を争う大熱戦。先行するも追いつかれ、また先行するが追いすがれる。
白熱した戦いは、両チームの応援団をも熱気に巻き込みながら、大いに盛り上がる。
一進一退の攻防は、タイブレークへと縺れ込み、我らが勝利を収めることができたが、
勝敗の行方は紙一重・・。勝利の女神は「たまたま」今回は自分らに微笑んでくれた。
しかしながら、そんな厳しい戦いをしのぎ切り、その中で勝利をもぎ取るなど、
今の段階で、このチームがそのような力を備えているなど、想像もつかなかった。
そんな中・・。この熾烈な試合の中にあって、少しずつ子供たちの成長が垣間見え、
次第に大きくなっていくことを強く感じられたのである・・。
そのことは、これからの練習の中においても大きな励みとなって頑張れるきっかけとなり、
一つひとつのプレーに反映されることでバントにしろ、走塁にしろ、アグレッシブな気持ちを
さらに感じることで、モチベーションと技術が向上していくことも事実なのだ。
また、試合及び大会などにおいても大きな経験として蓄積され、子供たちにとっても
大切な財産となっていくものだと期待をしているところなのである・・。
・・単なる勝利するだけじゃなく、熱戦を体験することがどれだけ貴重なものか、
そして、そのことが子供たちの力をさらに活性化させるものかと驚きさえ感じる。
「負けて学ぶことも多いが、勝って喜びを感じることの学びもある・・。」
超~弱小サンガーズ時代を経験した自分にとっては、その意味を痛いほど噛みしめてきた。
負けて当たり前の時代・・。そこには悔しさもないし、敗因さえ透明化にしてきた。
誰が悪くて、誰が良いのでもない・・。
あの頃は、負けることが日常であったし、勝つことの喜びなんて皆無・・。
そこから脱することにもがきながら、その術(すべ)にたどり着けない歯がゆさがあり、
苦悩があった。わずかながらも勝利の味覚(あじ)を覚えてきたことの喜びは、
何にも例えられない大きな喜びであったと、今でも忘れられないのだ・・。
そんなことが大きな原動力となり、事実、「負けて学ぶ」ことよりも
「勝って喜びを感じた学び」の方が絶大な価値があったのである・・。
「勝利至上主義」については、賛否両論、議論が白熱する昨今ではあるが、
しかし、勝利を目指していくために日々の努力を惜しまないとの「勝利主義」は、
根底に備えておかなければ、我々の思いや願いは無力化するだろうし、
日々鍛錬していくことの意味を見失ってしまうのである・・。
誤解のないよう断っておくが、「必ず勝利する」ではなく、勝利することを目標に、
日常の努力を惜しまない過程を大切にしていくってことである。
それを成就するため、我々指導者は最大限のサポートをしなければならないし、
子供たちを取り巻く父兄の皆さんも、力の限り応援をしなければならないのである・・。
勝利に沸き、不本意なことは純粋に反省を促し、次の戦いに万全を期していく。
さらに、次の戦いで勝利を目指していくための向上心を養っていくきっかけとしていく。
「勝って喜びを感じる学び」は、これからも大いに活用していきたいのである・・。
今日の練習も子供たちの元気なかけ声がこだましている・・。
次の勝利の喜びを手に入れるため、一生懸命日々努力しているのである。
そんな風景に思いを馳せながら、
勝利に向かっている日々の鍛錬が子供たちを心身共に成長させることを願っている。
さあ~、これからも「勝って喜びを感じる学び」で更なる進化を遂げていこう~♪
Posted by UMUサン at 21:30│Comments(0)