サンガーズ奮闘記

さて・・。今日から２月・・。本格的な今シーズンを迎えるが、「春遠からじ。」
まだまだ寒さは続きそうな様相で、野球には少し厳しい天候ですな～。
また、この時期ってのは天候が変動的で比較的、雨も多いような感じ・・。
合わせて、インフルエンザ等が流行する季節ともあって、なかなか練習ができない。
現場を指揮する監督さんたちにとっては、何かと悩めることが多いような・・

・・と言うわけで、いかにこの厳しい時期を乗り切るか～ってことは、
どのチームにとっても重要なことであると認識しているところでなのだ。


夕暮れ早いこの時期の練習メニュープランは非常に大切なものになる・・。
短い時間、あるいは空を見上げながらの練習は、効率さが求められる。
例えば、ランニングなどの走り込み、時間を決めてのシートノックやバッティング練習、
辺りが薄暗くなってからのスイング練習など、少し詰め込みすぎな状況になりがち。
練習時間の短さに追われるがごとく、「あれもこれも」って感じは否めない。

しかし、あんまり「詰め込み」し過ぎの「焦りすぎ」は、返って逆効果を招く場合も。
その「詰め込み過ぎ」が結果的に怪我や体調不良など、心配事を生み出している・・。
そのあたりのことも考えての『力加減』が難しいですな～。

鍛えるつもりが過剰となり、そのあげく怪我した・・では話にならない。
そのことについては十分に気をつけないといけません・・。


そう言えば、以前に、こんな話も耳にした・・・。

雨天などで大会日程がつまってくると、雨天試合もあるぞ～ってのことで、
あえて雨の日に練習したり、練習試合を入れたりしようと試みたチームがあったが、
一部の父兄（特に母親）から、「ダメ～っ！」って猛反対を受けたことがあったらしい。
・・あえなく実行までに至らず、撃沈したとのこと。
ま、理由は知ってのとおり、「子供が風邪ひいたらどうするの～？」みたいな・・。

う～ん、それはそうだけど、実際に現場を見ている同じ監督の立場からみれば、
まったく理解できない話でもない・・。いろんな状況（雨天や暑さなど）でのゲームを
想定しなくてはならないし、その対策も必要・・なんて常に頭に浮かべているのも事実。

しかし、対策を講じすぎると、これはこれで不具合が生じる可能性も・・。

・・・もしかしたら、
今の季節みたいに寒い中、練習しようものならば、「風邪でも引いたら大変～。」 なんて
野球をさせるのはダメです～なんてこともあり得るってことがあるかもしれない・・。

「・・・まさかね～。」 いや、まったく冗談では済まない話になるかもよ～。


ま、いずれにしても、子供たちの練習量と体調管理は密接な関係があることだし、
それは当然、野球と学校生活、家での過ごし方など、両立についても同じのこと・・。
どこかに傾き過ぎてもいけないだろうし、良好なバランスを保つ必要があるのだ。

ご承知のとおり、野球においても「投打」のバランスはとっても重要なこと。
そんなバランスがうまく保てるよう「練習量と健康管理」、「野球と学業」など・・。
うまくバランスを取れるチームが本当の意味で「強いチーム」として認識されて
いくだろう・・と思っているのだ。





「天候が悪くて練習できない・・。」 「インフルエンザが流行して人数が集まらない。」
特に、大会前ともなると心配が募って、それが焦りにつながり、無理強いしてしまうと
よけいに状況を悪化させることになりかねない・・。

天候不良やインフルエンザなど、十分に練習（野球）がやれないってことは
何らかの理由が働いているのかも・・。
「今は休む番だよ～♪」 なんて野球の神様からのお達しだってぐらいの
余裕があった方が、後々（のちのち）うまくいったりするはずよ～。


う～ん・・やっぱ、何事もバランスが大切・・・だと、そう考えることにしている。