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2018年01月06日

至高の声かけ・・。


ま・・。学童野球の「あるある話」なのだが、
監督さんやコーチ、父兄などから叱咤激励の声に、圧倒されることも多々なのだ。

「うちの監督は優しくて良かった~♪」なんて、新顔のお母さんから声をかけられた。
「へ?」 自分のことですか~?なんて、思わず辺りをキョロキョロするも、誰もいない。
あ~自分か・・って、咄嗟に自分で自分を指差ししている姿をやってしまい、こっ恥ずかしい。

ある時、練習試合をやった際、先方チームの監督さんが顔を真っ赤にさせながら
怒鳴り散らしているのを見た・・。まあ~自分も怒鳴るが、あ~まで怒鳴ったことはない。
「・・あの練習試合でも観たのか・・。」 自軍ベンチ裏で応援している姿を思い出した。

う~ん・・。自分も怒鳴ることもあることにはあるが、最近じゃめっきり年を重ねたせいか、
怒鳴るというより、「ぼやく」ことのほうが多くなってきたような気がする(笑)。

ま、いずれにしても、日頃から自分は子供らに声をかけるタイミングを気にしているし、
父兄からの叱咤激励のかけ方のタイミングもお願いしているところなのである。


至高の声かけ・・。


そんな中、我らサンガーズの父兄、とあるお父さんには感心させられる・・。

大会や練習試合などで聞こえる「かけ声」が本当に絶妙なタイミングで、
子供たちにとって最高の激励や声援となっているのである。

「いいよいいよ~♪」「大丈夫だよ。」「まだまだ諦めるな~!」などなど。
ピッチャーが制球で苦しんでいるとき、バッターが三振で落ち込んでいるとき、
エラーして言葉を失っているとき、はたまたチームが苦境に立たされたとき・・、
何度も何度も、その言葉に助けられているような気がしてならない。

それは、どの言葉かけをとっても子供たちを否定することなく、励まし続け、
子供たちの鼓舞し、ムードを盛り上げ、そのかけ声が上昇気流へと押し上げていく・・。

我々サンガーズにとって、勝利をもたらす大切なアイテムになっているのである~♪


ま、野球に限らず、学童スポーツの指導者のかけ声っていうのは、得てして威圧的であり、
脅威的であり、一つのミスでもその子の今までの頑張りを皆無にするような文言が多々。

自分も指導者の一人として、そのような言葉かけはしないようにと心がけているものの、
咄嗟(とっさ)の感情の爆発で、ついついそのような言葉を投げてしまうこともありがち・・。
その時、口から出てしまった後に後悔することが度々だが、そう思っても後の祭りである。

一度、放たれた言葉は、もう~取り消すことができないのである。


そんな自問自答の中にあって、そのお父さんの声かけは、傍らに鎮座し、
子供らに対して声をかけている時、「あ~いい声かけだな~♪」なんて、
いつもその声かけを耳にする毎に、改めてそう感じてしまうのである・・。


それは野球だけじゃない。過去に屋部中女子バレー部を応援した時もそうであった。
彼の娘とあかりが同級生・・。バレーボールの試合でも幾度となく声援を投げ続けてきた。
まあ~野球とは違い、ことバレーボールとなると、大人しくなってしまい、まるで借りてきた猫。
ただただおろおろ戦況を見守るだけ・・。子供たちを激励する一言も発しきれないのである。

そんな中、応援席でいつものように怒濤の声援を送り続けた・・。
「まだまだ諦めるな~。」 あと1点で負けるという状況であっても、何やらいける気がした。
ミスして下を向きがちな子供らに対し、「大丈夫、気にするな~。」自分らまで安堵感が漂う。

・・時に、大会において応援団席に姿が見えないと何かしら不安がよぎる。

そうだ・・。その時に感じたのである。
そんなかけ声は子供たちだけじゃなく、父兄に対しても勇気と安心感を与え、
より一層、気持ちを高揚させて、劣勢を打破していくきっかけとなる。

・・何百本ノックの雨を降らすよりも、その一声が絶大な効果をもたらす場合だってある。
我々はそのような言葉かけを改めて「大事なもの」と認識しなければならないのだ。


さあ~今年一年、その「至高のかけ声」を目標として学ばせてもらう所存である~♪





Posted by UMUサン at 20:20│Comments(0)
 
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